防災・減災のため、水を守る
老朽化した防火水槽の防水修繕
老朽化した防火水槽は地震発生時に、躯体損傷による漏水等の恐れが高く、緊急時の消防活動に支障をきたす可能性があります。
防災・減災は水が大切です。老朽化した防火水槽に強靭な防水層を創り、万が一の時に防火水槽が機能するように修繕できる。
それがSKコート WTS工法です。
特徴
下地処理剤・防水材・トップコートの3層構造
この工法は下地処理剤(SKコートH+骨材)・防水材(SKコートB+B1)・トップコート(SKコートF)の3層構成で、各工程の相乗効果により強靭な耐水性のある防水層を発揮します。
既存の下地を生かして防水施工が可能ですので、コストの削減や施工期間の短縮も望める画期的な防水工法です。
また、当社ではひび割れによる漏水の止水工事も併せて可能ですので、各環境に応じて柔軟に対応可能です。
下地処理剤SKコートH+骨材
- 既存下地との接着力と強靭な下地を形成
- 地震等の挙動に対する可撓性を発揮
可撓性、つまり地震に対して柔軟性があるので、震災時にも漏水を防ぐ効果を発揮します。
防水材SKコートB+B1
- 柔軟性と亀裂追従性
- 高い防水性と強度
防水材として最も必要な柔軟性を有し、亀裂追従性があります。
骨材中のガラスファイバーが材質の防水性と強度を高めます。
日本建築学会ポリマーセメント系防水指針PB-1工法に準拠しています
トップコートSKコートF
- 水中のゴミや油脂等が付きにくい防汚性
- 長期に渡り、防水層を保護する耐久性
トップコートは防汚性があり、油脂や汚れが付着しにくくなります。
水性で環境にやさしく安全な材質です。
施工の流れ
1下地処理
下地処理(高圧洗浄 脆弱部撤去 亀裂部処理他)
2素地調整モルタル
SKコートH材
3防水材
SKコートB材
4トップコート
SKコートF
工程①~④までの施工日数は4日間程度となります。(水抜き及び乾燥養生は含んでおりません)
素地調整
防水材
トップコート